実務者研修について紹介

実務者研修とは、介護の基本的な知識と技術を修得する資格になります。介護福祉士を目指す人は、国家資格受験前に介護実務経験3年以上あることが受験条件となります。さらに今回紹介する実務者研修の修了することが必須の受験条件になります。
介護の幅広い用語などの知識や、技術を身につけるための研修で、この研修カリキュラムは初任者研修よりも3倍以上の450時間で構成されています。カリキュラムの内容としては、実技演習を含め、医療的ケアなどについても幅広く学んでいきます。初任者研修の上位資格としても位置づけられ、修了すると訪問介護員のリーダー的なサービス提供責任者として働くことが可能になります。

介護業界未経験者の働き方について

無資格や修了試験がなくても受講可能である実務者研修は、これまでと違い修了試験がなく、研修を受講すれば修了することになります。この部分はスクールによっても大きく異なるため、事前にチェックしておくといいでしょう。また実務者研修は、国家資格へのステップアップには欠かせない資格であり、キャリアパスも見込めるようになります。すでに介護職として働いている人にとっても、ステップアップやスキルアップになるため、実務者研修の取得はおすすめです。
国家資格である介護福祉士の受験を予定している人で、まだ実務者研修を修了していない無資格の人は、取得に約6ヶ月かかることを念頭に置き、受験を計画しましょう。なお、介護福祉士の試験は、例年1月におこなわれ、申し込み期間は前年の8月から9月が予定されています。実務者研修を修了する計画を事前にたて、長期スパンで明確なビジョンを作ることをおすすめします。

受講前のポイントとは

気になる受講費用ですが、専門サイトなどで実務者研修講座をみて、教育訓練給付金がある講座かをチェックしておきましょう。無資格者の場合は、約6ヶ月程度の研修期間が必要です。
また、介護福祉士試験を受験する人の中で、受験申し込み時に実務者研修を修了していない場合は、実務者研修修了見込証明書を添付しましょう。修了後に実務者研修修了証明書を試験センターに提出すれば問題はありません。講座の開講時間などを考慮しながら、現職中に受講する人も多く、平日夜間、土日祝日に対応しているスクールも増えてきました。またスムーズに修了できるよう、通信講座も用意しているケースもあるため、自分にあった講座を探しましょう。

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