ケアマネジャーとは

介護支援専門員とも称されるケアマネジャーは、介護が必要な利用者の自宅において在宅生活がおくれるように介護保険サービスやケアプランなど提案することが主な仕事です。現在、介護職に携わっている人やこれから介護を学ぶ人にとっても、スキルアップできる資格であり、取得しておくことをおすすめします。
このケアマネジャーになるためには、介護支援専門員実務研修受講試験に合格することが必須で、その試験を受けなければなりません。ただし実務経験が5年以上など細かい条件もあるため、事前に受験資格や試験内容について詳しく調べておきましょう。

資格取得への道のり

ケアマネジャーになるには、多くの介護用語を覚え実際の実務経験が必要になります。そして介護支援専門員実務研修受講試験合格後に、介護支援専門員証を取得します。資格試験は毎年1回おこなわれ、例年では11月下旬から12月上旬に実施されています。受験資格である実務研修においても、合計87時間以上の研修をうけることが必要になります。そして研修修了後は、3ヶ月以内に介護支援専門員資格登録簿への登録を申請し介護支援専門員証を取得する流れになるのです。

ケアマネジャーの試験概要

介護支援専門員実務研修受講試験に基づき、ケアマネジャーの試験概要について解説していきます。出題方法としては、五肢複択方式になりマークシート方式で解答していきます。試験実施時間は、午前10時から12時までの120分間で、出題数60問のうち介護支援分野から25問、保健医療福祉サービス分野から35問が出題される傾向にあるといえます。
平成30年度からケアマネジャーの受験資格対象の変更がありました。無資格で介護等業務に10年以上従事した者介護職員初任者研修の受験資格がなくなり、条件もさらに厳しくなりました。変更された受験資格についても、注意しておきたいポイントがいくつかあります。受験資格は、住所地がその都道府県であることで、受験地を誤って申し込んでしまった場合には受付ができなくなります。また介護職において複数の勤務地がある場合は、主な勤務地がある都道府県での受験となります。
このように、受験では実際の実務経験が求められる場合があり、今までの勤務年数と所属していた施設形態によっても受験できるか否か決まってきます。それぞれ条件が異なるため、従事していた業務経験の再確認が必要となるでしょう。

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