介護職員初任者研修
介護職員初任者研修とは
介護の仕事は生活援助と身体介護の2種類があり、訪問介護や老人ホームなどの介護でおこなわれているのが、このサービスです。身体介護をおこなうためには介護資格の保有が必要になりますが、比較的短期間でとれる介護職員初任者研修がおすすめです。
今までのホームヘルパー資格の1級、2級、3級や介護職員基礎研修が、制度変更により介護職員初任者研修になりました。この資格は介護職に従事する新人向けの入門的資格で、旧ヘルパー2級相当の資格として位置づけられています。以前までの介護施設実習がなくなり、新たに研修修了試験が課られるようになりました。この試験は全過程を振り返る試験であり、技術や理念の基礎をしっかりと身につけるための資格試験といえます。
介護職員初任者研修のメリット
資格保持者となり信頼されれば自信もつき、さらに資格手当によって給料アップが期待できます。この資格は未経験でも取得でき、学歴も年齢も問いません。通信講座や短期集中講座など、さまざまな学び方があるので、現職中の介護職員や主婦でも取得しやすい資格になっています。介護職員初任者研修では、介護理念や高齢者への接し方、利用者の個性を尊重することが大切であることを学びます。また基礎的な医療知識や、トラブルの対処法なども学びます。
介護職員初任者研修は実務者研修を終えて実務期間3年後には、国家資格である介護福祉士の受験資格を取得することができます。取得後も、さらにスキルアップを目指して次のステップへと道がひらけていくのです。
介護の実際を知り尽くしている講師陣が指導。現役の介護職員として活躍している講師も多数います。
- ニチイには全国に契約医療機関があり、独自のカリキュラムにより即戦力となる人材育成をおこなっています。
- 引用元:ニチイまなびネット
介護資格保持者は売り手市場
日本は急速な高齢化社会が問題となっていて、介護職員の人材不足が懸念されている国です。2025年には団塊の世代が75歳以上に達するため、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上になると予想され、超高齢化社会に近づきます。それに伴い、2025年には230万から250万人もの介護職員が現場では必要になるため、今のままでは圧倒的人手不足に陥ることが考えられます。つそのため、介護資格を取得すれば就職や転職に悩むことなくスムーズに仕事につくことができます。
最近の求人傾向をみても介護職の求人はとても多く、引く手あまたの状況です。介護の仕事が未経験であっても、意欲的な姿勢さえあれば極めて有利な市場といえるでしょう。